カナダのホームステイの現実を大公開!|お土産ランキングから英会話フレーズまで全解説

カナダワーホリのおすすめお土産や家賃

カナダにワーキングホリデーで来るほとんどの方が経験する「ホームステイ」。ですが、日本では実際とかけ離れたホームステイのイメージが持たれていることも現実です。

そこで今回は、カナダでのホームステイ事情について詳しく解説します。

  • どんな家庭にステイするの?
  • お土産はなにを持っていけばいいの?
  • ホームステイで使える英会話フレーズは?

といった気になるポイントについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います😊

1. カナダのホームステイ先

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ここでは、カナダのホームステイ先はどんな家庭・環境なのかをご紹介していきます。ですがその前に、もしホームステイ(国を問わず)について誤ったイメージをお持ちの方がいたら、それを払拭しておいたほうがいいかなと思います。

ホームステイというと、ホストファミリーに囲まれてわいわい食事をしたり、休日にはみんなで遊びに行ったり…というものを思い浮かべるかもしれません。ですが、実際には、

  • 食事はホストマザーが作って置いておいてくれたものを一人で食べる
  • 休日に一緒に出かけることもない
  • 複数の留学生がいる

ということもよくあります。こうした点はあらかじめ認識しておくと良いと思います。

おまけ:バンクーバーのホームステイのお話

わたしが行っていたバンクーバーのホームステイのお話を少し😊

まずバンクーバーでのホームステイ先の家庭についてですが、わたしの経験上、ほとんどがフィリピン人の方のお宅です。わたしもそうでしたし、わたしの周りの友人も全員フィリピン人家庭でした。

フィリピンの方はとても気さくでオープンマインドな方が多いように思います。わたしが出会った方はみなさんとても親切でした😊

住まいの場所としては、ダウンタウンまで電車やバスで30分前後の1ゾーン圏内がほとんど。語学学校の大半はダウンタウンにあるので、通学は特に問題ないでしょう。

ちなみに、バンクーバー市外のサレーやコキットラムなどでホームステイをする場合は、白人の方のお宅になる可能性も高くなるようです。

◆どんな部屋?

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つづいては実際生活することになるお部屋について。

部屋は基本的にベッド、クローゼット、タンス、デスクのついたプライベートルームで、ベッドはシングルのこともダブルのこともあります。

前述したとおり、同じ家庭に複数人の留学生たちが滞在していることもあります。この場合、他の留学生は隣の部屋や別フロアの部屋に住んでいることになります(同じ部屋に入れられてしまうということはありえません。もしあったらエージェントに連絡してくださいね!汗)

2. ホームステイのメリットと注意点

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2-1. ホームステイとルームシェアの違いと家賃の相場

ワーキングホリデー(ワーホリ)の場合、住まいの形態としては主に、

  • ホームステイ
  • ルームシェア

が考えられます。なお、一人暮らしは月に十数万〜数十万円かかることもあり、一般的ではありません。

ホームステイとルームシェアの違いとしては、次のようなことが挙げられます。

  • ホームステイ
    …1日2〜3食ついている・細かなルールがある・ホストファミリーと共通の玄関を使い、リビングやバスルームも共用のことが多い
  • ルームシェア
    …食事はついていない・ルールがゆるめのことが多い・オーナーとは玄関がセパレートのこともあり、リビングやバスルームも基本別であることが多い

最も大きな違いは食事の有無でしょう。また、家賃については次のようなものが相場です。

  • ホームステイ…月$800前後
  • ルームシェア…月$500〜600前後

ルームシェアについては、別記事「バンクーバーでの部屋探し|家賃の相場から探し方・サイトまで詳しく解説!」で詳しくご紹介しているので、併せてお読みいただければと思います。

2-2. ホームステイのメリットとおすすめ期間

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ホームステイのメリットとしては、

  • 自炊の必要がないので楽
  • エージェントに紹介されるので、ホストファミリーの身元の保証がある
    ルームシェアだとときどき変なオーナーに当たってしまうことも)
  • わからないことをホストファミリーに聞けるので安心

といったことが挙げられます。

ワーキングホリデー(ワーホリ)の場合、ほとんどの方は最初ホームステイをすると思います。まだ右も左もわからない状況のなか自力で部屋探しをするのは難しいですし、慣れない間は料理や生活用品(トイレットペーパーはどこで買えばいいんだろう?とか)のことを気にせず過ごせる方がいいと思うので、わたしも最初はホームステイにすることをおすすめします。

ただし、期間には注意が必要です。わたしのおすすめは「2カ月」。

というのは、ホームステイというのはやはり制約が多かったり気を遣いがちだったりするため、途中でルームシェアに変えたくなる方がとても多いのです。1カ月だと次の部屋を探すのが大変なので、2カ月が個人的にはおすすめです。

さらに、「退去日を月の初日にする」というのがポイント!(詳しくはこのあと解説します)

また、ホームステイは途中でエージェントやホストファミリーと相談して延長することができます。ですので、はじめは2カ月の契約にしておいて、もう少し長く滞在したくなったら延長をお願いするというのがいいと思います。(1カ月前までには申し出ないといけない場合も多いので、事前に確認をしておきましょう)

みおりんの実体験

バンクーバーなら退去日は「月の初日」にしよう!

1カ月だと短すぎそうだし、2カ月だとわたしには長いな…(金銭的にも気を遣いすぎる性格的にも)ということで、わたしは1カ月半で契約していました。が、結論から言うとベストではなかったなと。

というのは、わたしは3月4日にバンクーバーに着いたので、1カ月半というと4月半ばまで。しかし、バンクーバーではほとんどの物件は毎月1日から入居となるため、この「月の半ばから入れる部屋を探す」というのがちょっとネックだったんです。かなり選択肢が減りました。

みなさんには、退去日(引っ越し日)が月の初日(1日)になるように契約するのをおすすめします!

▼わたしが利用した留学エージェントさんです

カナダ現地留学エージェントの【カナダジャーナル】

2-3. ホームステイのルール

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ホームステイはホストファミリーと共有するスペースが多いので、あらかじめその家庭のルールを知らされることが多いです。

ルールはゆるゆるの家庭もあれば厳しいステイ先もあると思いますが、ちゃんとしたエージェントであればおかしなステイ先を紹介してくることはないはずなので、あまり心配しなくて大丈夫。

ホームステイでよくあるルールとしては、たとえば次のようなものがあります。

  • 夕飯が不要のときは事前に連絡をする
  • シャワーは10~15分以内
  • シャワーは23時まで(22時までの家庭も)
  • 洗濯は週に1回(洗濯機→乾燥機。部屋干しは基本×)

シャワーについては、カナダでは水を貯水タンクから使うため、このように10〜15分以内といった制限があることがよくあります。

3. ホームステイ先が決まったら

さて、ステイ先が決まったら、ホストファミリーにどんなご挨拶をしたらいいかな?と悩みますよね。ここでは、

  1. ごあいさつのメールの仕方
  2. おすすめのお土産
  3. ホームステイにあたって持っておくべき心がまえ

をご紹介します😊

3-1. ごあいさつのメールを送ろう

義務ではありませんが、これからお世話になりますという気持ちを込めて、渡航前にホストファミリーに一度ごあいさつをしておくと良いでしょう。

手紙を書くのも良いと思いますが、カナダへの郵便は届くのに時間がかかることもありますので、渡航前10日を切ったらメールの方がおすすめです。

わたしは直前(飛行機に乗る数時間前…笑)にメールを送りました(ホストファミリーがメールの確認に時間がかかることも考えられるので、もう少し早く送りましょう!)。

メールの内容としては、

  1. 簡単な自己紹介
  2. 会えるのを楽しみにしていること

を入れればGOOD😊

以下に文面の例を紹介しますので、「英語のメールってどうすればいいかわからない…😥」という方はぜひ参考にしてみてくださいね(^-^)

ごあいさつメールの例

Dear Mr./Ms. ○○,

My name is ●●.
I will stay at your house from next week.

私の名前は●●と申します。
来週からあなたのお宅に滞在させていただく予定です。

I used to work as a cook in Japan, so cooking is one of my hobbies. Also, I enjoy hiking and cycling on weekends.

私は日本でコックとして働いていたので、料理は趣味の一つです。また、週末にはハイキングやサイクリングをするのも好きです。

I really look forward to seeing you.

お会いできるのをとても楽しみにしています。

Sincerely,
●●(自分の名前)

ちなみにですが、「〜を楽しみにしている」はlook forward toでもbe looking forward to でもどちらでもOKです。

わたしは後者が正しいと思っていたんですが、カナダのネイティヴは前者を使う方が多い気がしたので、前者がおすすめかもしれません笑

どちらにしても、toのあとは〜ingにするのを忘れずに!

3-2. おすすめのお土産ランキング

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ホームステイに行く前にいちばん悩むのが「ホームステイ先へのお土産」!ですよね。わたしも悩みました😥

ですが、結論から言うと、あまり考えすぎなくていいというか、なんなら持っていかなくてもいいのではと思います。

まず、お土産を持っていくのは日本人くらいなのでホストファミリーはそもそもお土産を期待しているわけではありません。さらに、日本の留学エージェントに登録しているくらいですから、実はすでに日本人のホームステイを受け入れた経験がある場合がほとんど。ということは、日本茶やお箸などといった「いかにも」なお土産は、すでに腐るほどもらっている可能性もあるのです(u_u)

というわけで、お土産を持っていくならわたしは、「実用的なもの」か「消耗品や食べ物」がいいかなと思います。

わたしのおすすめはこんな感じ!

1位: 日本のおもしろお菓子

たとえばコアラのマーチきのこの山たけのこの里なんかは、もの珍しくて結構喜ばれます。とか言って、じつはコアラのマーチはバンクーバーでもたまに売られているのですが😳

↑シェアパックはたくさん入っていて分けやすい!

わたしはきのこの山とたけのこの里を持っていきました!「日本ではきのこの山派とたけのこの里派の対立があるんだよ~」なんて話題の種にもなってよかったです😊

これ、きのこの山とたけのこの里の両方が入ってて便利ですよ〜!↓

2位: 地元の有名なお菓子

日本国内でもそうですが、菓子折りのお土産は間違いないかなと。白い恋人でも東京ばな奈でもなんでも!笑

3位: フリクションペン

摩擦熱で消えるフリクションペンは、バンクーバーでは見かけない便利グッズ。ペンは誰でも使うものなので、ポイされるということもないでしょうしおすすめです!

わたしはホストマザーに渡しました。仕事で使ってくださいました♪

↑たくさんセットになっていると、語学学校でも配れて会話のきっかけになります♪

和風のテイストで買えるのであれば、フォトフレーム置き時計ハンドクリームなんかもいいかも。いずれも実用的で、その人の好みに左右されづらいので。逆に、アクセサリーなんかはちょっと賭けになるかなと思います。

また、小さなお子さんがいる家庭の場合は、折り紙紙風船竹とんぼなどもいいかもしれませんね。

こんなのも話題性たっぷり。↓ 

3-3. ホームステイの心がまえ

ホームステイをするにあたって、いくつか肝に命じておくべき点もありますので、紹介させていただきます。

①お客様ではなく、家族の一員!

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ホームステイはホテルではありません。当たり前のことですが、部屋はきれいに使う、シャワーの排水口に落ちた髪の毛は自分で捨てる、自分で使った食器は自分で洗う、などはしっかり心がけるようにしましょう。

②ホームステイに幻想を抱かない!

第1章でふれたように、ホームステイに幻想を抱きすぎていると、現実とのギャップにがっかりしてしまう可能性も。ホームステイはビジネス感覚でやっている家庭もありますし、多くを期待しないで行くのが賢明だと思います。

わたしの場合は、な〜んにも期待しないで行ったら(どうせビジネスなんでしょ?とか思って行ったら)ホストファミリーがとても親切で、期待していなかったのもあってとても感動できました笑

③英語をたくさん練習させてもらおう!

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カナダに着いてまだ知り合いが全然いない状況において、ホストファミリーとのコミュニケーションは英語を練習する貴重な機会です。ためらわず、たくさん話すよう努めましょう。

大半の場合、ホストファミリーは以前にも留学生を受け入れた経験があるので、こちらがたどたどしい英語を話しても怪訝に思ったり冷たくあしらったりすることはありません。また、そうした非ネイティヴの英語も聴き慣れている方たちなので、そうでない現地の方々と話すよりはるかに話しやすいんですよ!(ほんとそうなの!行ったらわかります!)

4. ホームステイで使える英会話フレーズ

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というわけで、ホームステイ先で役立つ英会話のフレーズをいくつかご紹介したいと思います。

◆お願いをする・許可を求めるとき

  • Please ~. / ~, please.
    〜してください。
  • May I ~?
    〜してもよろしいですか?
  • I was wondering if you could ~.
    〜してくださったらうれしいのですが。

◆聞き取れなかったとき

"What?"は「なに!?」とぶしつけな感じがするので、ホストファミリーには使わないようにしましょう。以下のような表現がおすすめです。いずれも「聞き取れなかったのでもう一度言っていただけますか?」という気持ちを表します。個人的には"Sorry?"をいちばんよく使っていました。

  • Sorry?
  • Pardon? / Pardon me?
  • Could you say that again?

◆お礼を言うとき

  • Thank you.
    ありがとう。
  • Thank you so/very much.
    ありがとうございます。
  • Thank you for your kindness / your help / everything.
    ご親切にありがとう。/ 助けてくれてありがとう。/ いろいろありがとう。
  • I appreciate it.
    感謝します。

◆やり方や使い方を聞くとき

  • How can I ~?
    どうやったら〜できますか?
  • Could you tell me how to ~?
    〜する方法を教えてくださいますか?

◆食事に対して、おいしい!と伝えるとき

出していただいた食事に対して、「おいしい~💕」という気持ちを伝えたくなる場面って多いものです。英語にはいただきますやごちそうさまがないのでちょっともどかしい。。

  • It's so good!
    とってもおいしい!
  • It smells good.
    いいにおい♡
  • I like your food.
    あなたの料理が好きです。

ちなみに、「おいしい」はdeliciousでもいいのですが、ちょっとフォーマルに聞こえるかもしれません。goodgreatのほうが自然だと思います。

5. まとめ:みおりんのリアルなホームステイ体験談

カナダのワーホリのホームステイ事情についてご紹介してきましたが、参考になったでしょうか?

最後に、わたしのバンクーバーでのホームステイのお話を少し。リアルな体験談なので参考にしていただければうれしいなと思います。

わたしのホームステイはこんな感じでした。

  • 期間:6週間(2017年3月4日~4月15日)
  • 費用:$1,260+ホームステイアレンジメント料$180
  • ステイ先:ホームステイ受け入れ歴10年弱?のご家庭。フィリピン人の女性(50代・ホストマザー)とそのお母様(70代)。ホストマザーの妹さん、その息子さん(甥っ子)2人がよく遊びに来る。
  • その他の留学生:最初の4週間ほどはわたしだけ、5週目くらいにメキシコ人の女の子が1人来ました。

ホストマザーはとても気さくで話しやすくて、わたしは大好きでした♡独身の方だったので、家で男性の目を気にする必要もなく。

わたしはもともとホストファミリーとお出かけ♪みたいな期待も全然していなかったし、食事を一人で食べることも気にしなかったのですが、実際はホストマザーとおばあちゃんとアウトレットに行ったり、親戚6人くらいの食事会に入れていただいたり(中華をごちそうになった!)、古着屋さんに連れて行ってもらったり(わたしが服に困ってたので笑)。

また、夕飯もわたしの帰宅が遅くなるとき以外は一緒に食べようと待っていてくれたり、これいらないからあげるよ~!と服をくれたり(わたしが服に困ってたので※2回目。笑)、本当に親切にしていただきました。

ただ、それでも最初のうちはわたしが勝手に気をつかってしまって(特にホストマザーの甥っ子2人とどう接していいかわからず💦)、2~3週間はストレスでおなか壊していました。(ホームステイだけが要因ではないけど!生活に慣れなかったのと当時雪降るくらい寒かったからだけど!笑)

まあなにが言いたかったかというと、どんなに素晴らしいホストファミリーでも大なり小なりストレスはたまるものだよということです。

でもほんとにわたしはいいホームステイ先に当たったと思います。ルールについても、たしかにシャワーは15分以内・換気扇を回しながらにすることなどといったものはありましたが、シャワー何時に浴びてもいいよ~家の門限も特にないよ~(外の電気だけ消し忘れないでね~)みたいな感じで、フレキシブルに対応してくださいました。

困ったこととしては、お弁当の量が多くて食べきれないときがあったことくらいかなぁ?(食べきれなかった!って言っておいても次の日も多かった笑)全体的に食事の量は少し多かったかも。ただ、自分で好きな量を取れるメニューのときも多かったのでそこまで気にならなかった気がします。

ホストマザーとはいまでもたまに連絡を取り合っています。かつての留学生たちもいまだに連絡をしてくるようで。とても慕われてるんだな~(*´ω`*)と思いました。

以上、わたしのホームステイ体験談でした!なにかの参考になればと思います。

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