わたしが独立するときに自分と約束したこと

わーいわーい!みおりんです。

2020年9月末に会社を退職して独立してから、約半年が経ちました。

独立を決めた当初、副業(現在の本業)の収入はまだ会社のお給料ほどなく、安定もしていなかったことから、わたしはこんな不安を抱えていました。

せっかく独立を決意しても、わたしはお金のことが心配でアルバイトをしたり、逆に意地になって無理なチャレンジをつづけてしまい一文無しになってしまうかも…

そこで、退職する約2カ月前に、「フリーになる自分との約束」というメモを書きました。笑 特にどこかに貼り出していたということもなく、ただのGoogleドキュメントに書いていた箇条書きなのですが、久しぶりに見返すと少し感慨深いものがあったので、今日はこの約束について書き留めておこうと思います。

ちなみに、アイキャッチ画像は最終出社日に会社の方々からいただいたプレゼントの写真です。



独立決意の翌日に書いた自分との約束

わたしがGoogleドキュメントに雑多に箇条書きした「約束」は、こんなものでした。

  • 飲食のバイトでもなんでもして生きていくこと、じゃない
  • 前職とちがって自分個人に紐づく価値で食べていくこと。さらには、その価値で目標額を達成できるくらい稼ぐこと。
  • 「あの子は会社にいるより独立して成功したよね、すごい子だよね」と言われること。
  • ひとにパワーを与えるインフルエンサーになること。
  • 前職の仕事を副業としてつづけてもOKだけど、本業でじゅうぶん稼げていて且つ前職の仕事の時間で本業ができないようなことがあればすぐに辞める。ためにならないことをなんとなくや付き合いでつづけない。

思いついた言葉で書き留めていたのでやや重複もありますが、まとめると次のようなことになるかと思います。

①フリーターとして生きるのではなく、本業で自分自身に紐づく価値を発揮して食べていくこと

独立当初は収入が不安定になることも考えられ、収入が足りない場合ついアルバイトなどに手を出してしまう可能性もあるのではと思いました。

でも、わたしは前職の仕事が嫌で会社から逃れるために退職したのではなく、情報発信の活動を本業にするために辞めたはずです。「個人でやっていく」ことは手段であって目的ではないので、そこを履き違えないようにしないと、と思いました。

また、仕事を変えた大きな理由のひとつは、誰でもできる仕事ではなく、おこがましいかもしれないけれどわたし自身にしかできない仕事をして、価値を最大限発揮したいと思ったことでした。その意味で、しっかり覚悟を決めてこの活動にリソースを割こう!と決めていました。

結果的にはいまのところ勉強法デザイナーの仕事のみで生活が成り立っており、この約束を掲げておいてよかったなと思います。

②前職時代より成功し、周囲を安心させること

会社を辞めると言ったとき、社内の何人かの方からは反対や引き留めの声をいただきました。

それもそのはずというか、わたしの所属していた新規事業の部署はまさにそのとき伸びていて、さらにその事業はそれまでWeb施策が少し軽視されているきらいもあったのですが、そのWeb部分ががんがん伸びて社内外の注目を集めているところだったのです。

そしてこのWeb施策を当初から担当していたのがわたしでした。(新規事業なのと人手不足なのと人の入れ替わりが激しいのとで、新卒2年目にしてその事業のWeb領域に最も詳しい社員になってしまっていました😥笑)

そんななかで退職するのはもったいないという声、まだ学べることがあるのではという助言、さらにはもっと面白そうなポジションの提案もいただきました。

それらはすべてありがたく、そして気持ちが1ミリも揺らがなかったといえば嘘になります。でも、わたしはいまYouTubeやブログにリソースを振り切らなかったら、この先この領域では勝てないだろうという確信もありました。

最終的に退職を決めたとき、「あの子はあのタイミングで独立して正解だったよね」と何カ月か後にはみなさんに言ってもらえるように結果を出そう、と思いました。そうして早く安心してもらおう!と💪🏻笑

わたしは独立してから3カ月目まで、毎月「フリーランス生活○カ月目の振り返り」という投稿をFacebookに上げていました。先月は出版の報告や「フリーランス半年の振り返り」を投稿しました。

Facebookは前職の方々がたくさん見てくださっているので、ある程度安心してもらえたかな…と思います。また、実際に「あのとき辞めて正解だったね」と言っていただけることもありました。



③インフルエンサーとしてひとにパワーを与えること

わたしのレベルでインフルエンサーなどと自称するのはまだおこがましいですが、この先フォロワーさんを10万人、20万人…と増やしていき、みんなにパワーを与えるようなインフルエンサーになりたい、という気持ちを込めました。

インフルエンサーにもいろいろいて、なかには炎上商法を使ったりネガティブなエネルギーを活用する方もいますが、わたしは見てくれた方にポジティブな力を与えられるような形を目指しています。

わたしのコンセプトは、「すべての人にごきげんな勉強法を」。勉強ができる人ではなく(それもいいことですが😌)、勉強を楽しめる人を一人でも増やしていきます。

 


 

…と、こんな感じで書いていたのが「フリーになる自分との約束」でした。いまのところ、途上のものもあれどすべてきちんと守れているように思います。

約束が守れているのはあくまでブログやYouTubeを見てくださる方々がいらっしゃるからなので(そうでなかったらいまごろきっとバイト三昧か古巣にとんぼ返り、、)、本当に毎日感謝の気持ちでいっぱいです。いつもありがとうございます。

わたしが決めていた撤退条件

わたしは独立のタイミングで、「撤退条件」も決めていました。「ここまでのピンチになったら潔くあきらめ、会社員などに戻る」というラインです。

就活のとき、たくさんの経営者や社会人の方にお会いしましたが、何人かの起業家の方が「起業や開業をすると、うまくいかなくてもずるずる続けてしまってとんでもないことになることがある。だからあらかじめ撤退ラインを決めておいたほうがいい」とおっしゃっていたのが心に残っていて、独立前に決めておこうと思っていました。

ただ、尊敬する方の一人には「そんな弱腰じゃ上手くいくものもいかないぞ」と叱られてしまったので、どちらが正しいのかはよくわかりません。笑

わたしが決めていた撤退条件はこのようなものでした↓

  • 退職から半年間(10/1〜3/31)で月の平均収入が10万円を切る
  • 貯金額が40万円を切る

このどちらかが起きた場合はその時点で転職活動をする

貯金額40万円の根拠は、固定費や奨学金の返済を含むざっくり約2カ月分の生活費です。2カ月生き延びられれば転職に間に合うだろうということで設定しました。

ありがたいことに、半年間のうちに収入が会社員時代を下回ったことは一度もなく、貯金額もいまのところ減っていません(なぜか増えてもいないので、ちょっと使いすぎているのだと思われます。。近々見直して貯金作戦を立てようと思います😥)

これからの働き方や生き方について

この先、やばそう!となったらそれなりにもがきはするものの、ある一定のところまで行ったら潔く次のチャレンジに移ろうと思っています。今後一生会社に属さないかといわれたら必ずしもそんなことはないと思うし(仕方なく会社に戻るということではなく、キャリアアップのために会社に入りたくなることも充分考えられるので)、いろいろな働き方・生き方を臨機応変に取り入れていきたいと思います。

思うに、仕事は生涯で一つに絞らなければならないものではないし、どんどん変えていいはずです。また、同じ仕事でも職場や働き方を変えることもできます。

最近、仕事は複数あってもいいし、変えてもいいし、新たに作ってしまってもいいのだなぁと感じました。わたしは会社員時代も副業としてブログやYouTube、Webライターをやっていたし、退職して仕事を変えたし、今年度から「勉強法デザイナー」という日本で初めての職業を(自称だけど)名乗ることにしました。こうして仕事って柔軟に選んでいけるんだなぁと感じます。

なにを言いたいかというと…!最近よく「将来の夢が見つからない」「やりたいことがわからない」というご相談をいただくのですが、夢ややりたいことは絞らなくていいし、少しでもおもしろそうと思ったものは箇条書きでもなんでもいいので書き出してみるといいと思います。気になる職業が3つあったら、人生の中で3つ経験したっていいんです。一つの仕事を突き詰めるのもかっこいいけど、いろんな仕事をできるのもおもしろくないですか?☺️

これからも、独立生活の反省や工夫、成功や失敗などを書き留めていこうと思います。どなたかのご参考になったら幸いです🌸

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。