ブログやYouTubeで伝えるときにわたしが気をつけている7つのこと

わーいわーい!みおりんです。

わたしはいま、このブログでは勉強関係の記事を200〜300本ほど、YouTubeでは60〜70本ほどの動画を投稿しています。

主なテーマは勉強法とノート術ですが、そうした情報発信をする際、「伝え方」の部分で気をつけていること、心がけていることがいくつかあります💭

そこで今日は、なにかのご参考になるかはわかりませんが、わたしがブログやYouTubeで物事を伝えるときに意識しているポイントを7つご紹介してみたいと思います。



①テーマとターゲットを明確にする

記事や動画を作るときは、まずテーマをしっかり定めます。たとえば「宅浪の自己管理方法」「現代文の勉強法」みたいな感じです。

ここがぶれたり、「現代文について」みたいに抽象的だったりすると、内容自体も散らばってしまってなにを言いたいのかよくわからないコンテンツになってしまいます😥

また、記事や動画のはじめには、このコンテンツによって解決したいお悩みどんな人に見てほしいかを伝えています。ブログだとこんな感じ。↓

よくあるお悩みと、この記事で扱う主な内容を書いています

②頭の中で目次を整理してから伝える

これは普段ひとと話すときもそうなんですが、わたしは必ず伝える前、頭の中に瞬時に目次を描いています

たとえばYouTubeの勉強ライブで「苦手科目の勉強法は?」と訊かれたら、

わたしは得意科目と交互にやって気を紛らしたり、ごほうびを作って勉強したりしていた気がする。

だから、「2つ方法があります→①サンドイッチ勉強法(得意で苦手をサンドイッチする)→①の説明→②ごほうび勉強法→②の説明」という形で話そう!

ということを、1,2秒の間に頭の中に浮かべます。そしてこのようにナンバリング(数字をつける)して話すと、相手にも伝わりやすくなります。

わたしはときどき「頭の回転が速い」と言っていただくことがあるのですが、それはこの「質問されてから頭の中に目次を作ってアウトプットするまで」がひとより速いということなのだと思います。

これは生まれつきという以上に、普段から様々な物事を考えながら生活しているから、というのが理由だと思っています。日常的に「わたしってこういうところがあるよな」「これってこういうことだよな」などと考えるのが癖になっていると、考えたことのないような質問をもらっても、普段考えていることをパパッと組み合わせて「これだ!」と思う回答をすることができるようになります💭

③再現可能な内容を伝える

わたしが実践してきた勉強法やそのコツはたくさんありますが、メインでお伝えするのはそのうち「比較的誰でも真似できるもの」に限定しています。

たとえば、わたしは1年間の自宅浪人(宅浪)を成功させて東大に合格することができたのですが、その要因の中には、

  • わたしは寂しいという感情にとても鈍い人間であること
  • 人に会わなくても全然平気な人間であること
  • 家族が協力的で、家族仲がよかったこと

といったこともあります。

でも、これらは知ったところで本人が努力して真似できるという性質のものではないため、主なコツやポイントとしてお伝えすることは避けています。大勢の方に向けて発信するなら、再現可能でないとあまり意味がないと思っているからです。

④具体的で実践的なコツを伝える

③とも関連しますが、「記事を読んだり動画を観たりしたらすぐに真似できる」ということも意識しています。

「勉強は毎日記録しましょう」や「計画的に勉強することが大切です」と言われても、そりゃそうだ!とは思いますが、

じゃあいまからどうしたらいいの?

となってしまいます。

こうした新たな疑問を生んでしまっては意味がないので、わたしは使っているノートをお見せしたり、実際にその場で勉強計画表を作りながら解説したりするようにしています。

これは先日予約販売の開始された『東大女子のノート術 成績がみるみる上がる教科別勉強法』の書籍でも特に意識していて、この本では勉強法やノート術のポイントを、「読んだその日から試せる」ような具体的なレベルにしています

⑤親しみをもってもらえるようにする

「東大生の勉強法です」と聞くと、「もともと天才的な人たちの勉強法だ…」とか、「どうせ自分には真似できない…」と考えてしまう人が一定数います。

でも、実際には東大は正しい努力さえすれば誰でも目指せる学校だし、そもそもわたしが発信しているのは「東大に入るための勉強法」ではなく「東大に入るくらいまで勉強法に試行錯誤したわたしの、わたしみたいな怠惰な人間でも試せる楽しい勉強法」です。ですので、「東大生だから」という理由で見る前から敬遠されてしまうのはなるべく避けたいのです😥

敬遠されないようにするには、親しみを感じてもらえることが大切だと思っています。そこでわたしは、

  • 自分が地方の公立校出身で、親も高卒・専門卒の一般家庭であること
  • もともとは東大を目指せるほどの学力ではなかったこと
  • そもそも、あまり勉強が好きではないこと

などの事実を伝え、たいした人間ではないことをわかっていただけるようにがんばっています。笑

大学1年の頃、地元の工業高校から依頼を受けて講演をしたことがありました。その学校は工業高校というのもあり、1クラス40人くらいの生徒さんのうち、大学に進学するのは数人程度。きっと「東大生」の話なんかそんなに興味を持ってくれないだろう、とわたしは思いました。

そこでこの講演では、とにかく自分が普通の人間であること、東大は特別な場所ではないことを伝えました。その結果、クラスの誰一人寝ないで1時間も話を聴いてくれ、講演後にいただいた感想用紙にはみんなぎっちりとコメントを書いてくれたんです😢

その中で印象的だった感想で、「東大は天才ばかりだと思っていたけど、みおりんさんのような人も行けるのだと知って身近に感じました」というものがありました。

本来なら「失礼な!」と思わなければいけないのかもしれないけど笑、わたしはうれしかったんです。ちょっとハードル下げすぎたかな?とは思ったけれど笑

わたしは「すごい」と言われたくてこの仕事をしているわけではなく、「使える!」と思ってほしくてやっているので、入り口の部分で拒絶されないようにすることはとても重視しています。



⑥極端な言葉を使わない

品の問題でもありますが、「成績爆上げ!」とか、「無双できる!」みたいな言葉で煽ることはしないようにしています。勉強ってそんな簡単なものじゃないと思っているからです。

勉強は、ちょっとがんばっただけで伸びるものではないし、効果が出るまでには時間がかかります。また、どんなにがんばっても、相対評価の場合には目指していたものが得られないこともあります。

ときどき「明日が模試なのに勉強していないんですが、いまから点数をたくさん取れる方法を教えてください!」とご相談をいただくことがありますが、申し訳ないけれどこういったものにはなかなかお応えができません。それは、そんな方法はほとんど存在しないから、です。

⑦参考程度にしてもらうようにする

勉強法に正解はありません。また、わたしの経験もひとりの経験談に過ぎません。わたしが実践した方法はわたしにとって正解だったけれど、それが万人にとって正解かどうかはわかりません。

そのため、記事や動画では毎回、「ご参考にしていただければ…」と言っています。そういう例もあるんだな〜と聞いて、取り入れられそうな要素があれば使ってね、という意味です。

逆に「この方法は効率が悪いだろ!」とか、「これ試したけど意味なかった😠」などともし言われたとしても、それはもちろん人によるからな…というお答えしかできないし、申し訳ないけれどこの手のコメントや批判は議論の対象にできないと思います。

まとめ

ということで、わたしがブログやYouTubeで伝えるときに意識しているポイントをご紹介してきました。

誰の何の参考になるのかは不明ですが笑、何となく役に立ちそうな部分があったらうれしいな、と思います💭

これからもみなさんの役に立つ情報発信とその伝え方を考えていきたいと思います🥰

 

 

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