常に時間に追われていたわたしが、ゆとりある生活のために変えた7つのこと

わーいわーい!みおりんです。

ほかの記事でちらっと触れましたが、わたしは9月の終わりから10月の終わりまで、ちょっと自分を見つめ直す「プチ充電期」を設けていました。

もともとの発端は、9月の終わりに大人向けの研修に参加した際に、「あれ?わたし、なんだか感性がものすごく鈍ってる…?」と感じたことでした。

そこから、感性を取り戻すために効果がありそうなことを考え、試行錯誤しながらいろいろ試してきて、いまに至ります。

そのなかの一つとして、「もっとゆとりのある生活をしよう」と考え、そのためにいくつのことを変えました。そこで、今日はこの「ゆとりある生活のために変えたこと」を書き留めておきたいと思います。



ゆとりをもつために変えてみた7つのこと

①仕事を最低限にしぼる

一時的にではありますが、10月末までは仕事量をセーブすることにしてみました。

すでに入っている打ち合わせや書籍の原稿関係の仕事は遅らせられないので、自分でコントロールできる範囲の次のようなことをしていました。

  • 週2回更新だったYouTubeを不定期更新にする(空くときは3週間くらい空くことも)
  • その他のSNSやブログも気が向いたときのみ更新する
  • 公式LINEのみおりんレター(毎週月曜配信)もしばらくお休み

「お休みします!」などと宣言してしまうと不用意にご心配をおかけしたり、わたし自身が休養宣言に縛られたりしてしまうかなと思ったので、今回はあえてなにも言わず、ぬるっと更新頻度を下げることにしました。

②一日に2つ以上の予定を入れない

一日に複数の予定があると、次の予定に向かう時間を気にしながら前の予定に取り組まなくてはなりません。「何時何分の電車に乗らないと」「そのためには何時何分にここを出ないと」「そのためには何時何分までにはごはんを食べ終わらないと」などと計算することが、最近自分の心理的負担になっていたことに気づきました。

そこでこの期間は、一日に入れる予定は原則的に1つまでとすることにしました。わたしは午前中に体調がすぐれないことがあるので、開始時刻もなるべく午後に。こうすることで、変なプレッシャーを感じずにスケジュールをこなすことができるようになりました。

ちなみにわたしは大学時代から少し前まで、気づくとスケジュールがパンパンになってしまう人間で、予定がない日というのは一年のうちに本当に数日あるかないかという感じでした。最近は人との予定のない日を多めにとるようになってきたので、だいぶ変わってきたなぁと感じます。

③仕事をしない日を作る

人との予定がない日だけでなく、「仕事をしない日」も作るようにしました。作るようにしたというか、「仕事をしなかった日があっても自分を責めない」ことを意識するようにした、という感じです。

社会人になってからのわたしは、常に「毎日仕事をしなきゃ」と思っていました。仕事をしない日があると、自分をすごく責めてしまうんです。これは受験生時代に、勉強をサボってしまった日に自分をすごく責めてしまっていた感覚とまったく同じだなと思います。

だけど、ちゃんと生活していくだけのお金は普段稼いでいるわけだし、納期はちゃんと守って打ち合わせにも遅刻せず出席しているわけだし、仕事を休んで迷惑がかかる相手は誰もいないはず。ときには丸一日仕事をしない日があっても、自分を責めるのはやめよう、と決めました。

④Kindleの残り時間表示をOFFにする

これが意外と大きなことだったなと思っていることです。

わたしは年間80〜100冊くらいの本を読むのですが(今年は現在92冊!)、その大半はKindleで読んでいます。本当は紙の本が好きですが、家が広くないので本をあまり増やせないこと、電子書籍なら読み終わっても一生手もとに置いておけることから、Kindleにかなり頼っています。

お使いの方はわかるかと思うのですが、Kindleでは画面の下に「どのくらいまでこの本を読み進めたか」ということがわかる表示があります。紙の本なら目で見たページの厚みでそれがわかりますが、電子だとそれがつかめないのでそのようにしているのだと思われます。

で、この表示にはじつは4パターンあり、画面下部をタップするとパターンが切り替わります。

まず、なにもない表示(パターンAとします)がこれです。↓

これで下部をタップすると、

↑このように、進捗割合+「全体のページ数と現在のページ番号」が表示されます(パターンBとします)。

また同様にタップすると、

↑このように、進捗割合+「章を読み終わるまでの時間」が表示されます(パターンCとします)。

またタップすると、

↑このように、進捗割合+「本を読み終わるまでの時間」が表示されます(パターンDとします)。

 

わたしはこれまで、パターンDの「進捗割合+本を読み終わるまでの時間」表示を使っていました。あとどれくらいの時間があれば読み終わるのかということがわかれば、そのあとの予定も立てやすいし、「あと30分で読み終わるならいま読んじゃおうかな」などとがんばる気持ちにもなるからです。

この章や本を読み終わるまでの時間というのは、ページをめくる読書スピードが常にKindleによって測定されていて、それによって割り出されています。つまり、途中でページをめくるスピードが上がれば残り時間は短縮され、スピードが下がれば時間は刻一刻と長くなっていくことがあるのです。カーナビの「到着予想時刻」などと同じですね🚗

で、このパターンDを使うことでなにが起きていたかというと、「常にこの『残り時間』を長くしないように急いで本を読む」という習慣がついてしまっていたんです。それはたくさんの本を短い時間で読めるようになるというメリットは生んでくれましたが、同時に「常に時間に追われるようにして本を読まなければならない」という状況も生み出してしまっていました。

そこで今回は、パターンBの「進捗割合+全体のページ数と現在のページ番号」表示に変更することにしました。これに変えてから、本当にプレッシャーなくのびのびと読書を楽しめるようになりました!以前は多少意味がとれていなくてもサクサク読み進めることを優先してしまっていたのが、いまは意味がとりづらいところはゆっくり読んだり、素敵な文章は何度も味わうように読んだりすることができて。こちらのほうが読書としては正しい感じがするし、とても幸せです。



⑤PCを持たずに出かけてみる

これも大学時代からのことですが、わたしはいつでもノートPCを持ち歩いていないと不安で、実際少し時間が空くとカフェに行ってPCを広げて作業するというのが常でした。私用や友だちとの用事があっても、そのあとなにもせず帰るのが嫌なので、必ずPCを持って出かけて帰りに作業をしてから帰るようにしていました。

だけど最近は、なんだかもうPCを持ち歩くのが億劫で。旅行にもPCを持っていかないと不安になってしまう自分にも嫌気が差してきたし(そういう仕事だから仕方ないけど)、重たいPCを毎日持ち歩くことが身体的にもすごくしんどく感じられるようになってきました。

そこでプチ充電期には、PCを持たずに出かけるというチャレンジをしてみることにしました。これが「チャレンジ」になってしまう時点で不健康だなという感じはしますが、、でも学生のみなさんだったらスマホを持たずに出かけると不安になったり、受験生のみなさんだったら勉強道具を持たずに出かけると不安になったりするのと同じ感覚だと思います。

PCを持たずに出かけてみたところ、、なんと荷物が軽いんだ🥺これまでは荷物の重さに負けて寄れなかったお店にも行くことができたし、スーパーでの買い物も楽になりました。

PCを持たずに出かけるということは、つまりその外出では仕事をしないと自分に宣言することです。そんなことはいままでほとんどなかったので、とても新鮮な気持ちにもなりました。

⑥買い物の時間をちゃんと楽しむ

これまでのお話とも関わってきますが、一日の予定の数をしぼったり、PCを持たずに出かけたりすることで、目の前の時間をちゃんと楽しもうと思いました。

わたしはもともとウィンドウショッピングや散歩が好きで、家の近くのショッピングビルをあてもなく歩いたり、本屋さんや雑貨屋さんをぶらぶらしたりするのが至福の時間になるタイプです。ですが、普段は時間に追われるあまり、なにを見ていても「緊急のメール来てないかな、大丈夫かな」「今日じつはなにかの締切を忘れていたりしないかな」「明日までにあれをやらなきゃいけないのに、わたしはいまなにをしてるんだろう」などという思いがもくもくと湧いてきてしまい、目の前のかわいいものや面白そうなものにまったく集中できない状態でした。「ああ、早く帰らなきゃ」「こんなことしてる場合じゃない」と急きたてられるような気持ちでお店をあとにしていました。

これが地味にすごくストレスで。目の前の「このピアスかわいい!」をやりたいのに、それができない。きっとこの焦りは冒頭でお話ししたわたしの課題、「感性が鈍くなってきた」ということにつながっていたんだろうなと思いました。「かわいい!」「ときめく!」「楽しい!」という感性を、「それよりも、いまはこれをやらなくちゃ」という理性でおさえつづけてきてしまったんですよね。

だからこれからは、余暇の時間はちゃんと余暇の時間として楽しもう、と決めることにしました。そう決めてからは、ショッピングをしたり遊んだりしているときの自分を責めることは少なくなり、あまり焦らないようになってきました。

⑦喫茶店で読書をする

このブログやYouTubeのタイトルにもなっているくらいなのでおわかりだと思いますが、わたしは喫茶店やカフェが大好きです。コーヒーも大好きだし、そういうお店の雰囲気も大好きなんです。

だけどここ数年、わたしのなかでは「カフェ=PCで作業をする場所」となってしまっていました。カフェに行くのは仕事をするとき。だから、PC作業OKで、Wi-Fiや電源があるカフェばかりに行ってしまう。ゆっくり時間を楽しめるとか、こだわりのおいしいコーヒーを味わえるとか、そういうお店にはほとんど行けない。

そんな状況もそろそろ嫌になってきたな、、ということで、作業をしている人がまったくいないような、いわゆるくつろぐための喫茶店・カフェに積極的に行くことにしました。PCを広げる代わりに本を開いて、そのお店のこだわりのコーヒーとケーキなんかを注文したりして。なんだかその時間は、とても贅沢でした。

もちろんいまでも、カフェで作業をすることも、作業ができるカフェも好きです。ですがそれだけでなく、もっと本来好きだった「喫茶店でくつろぐ」「おいしいコーヒーを楽しむ」ということをしていきたいな、と感じました。

プチ充電期を終えて、最近の生活の様子

これを書いているいまは12月23日。「プチ充電期」と称していた期間は終え、一応通常運転に戻っている状況です。

通常運転に戻すといっても、ゆとりをもった生活はやはり大事だなと今回感じたので、最近はこんな感じの方針で過ごしています。

  • YouTube、Instagramは週1本投稿
  • X、threads、Lemon8は毎日1本投稿(最近サボり気味ですが)
  • 公式LINEのみおりんレターは週1本配信
  • 予定はなるべく一日1件まで
  • 仕事をしない日、仕事が捗らない日があっても自分を責めない
  • 納期が差し迫っていないなら、予定のある日はPCを持たずに出かける
  • Kindleの表示は引き続き「進捗割合+ページ数」モードに
  • 人と外に食事に行くのは週に2回程度までにする

また、毎週水曜はお休みの日と決めていて、同じく水曜休みの彼氏とデートをするようにしています。



これからもゆとりをもって生きてみたい

これまでのわたしはずっと、「とにかくたくさん仕事をがんばっている自分」が好きで、「仕事ができるはずの時間に遊んでいたり、だらけていたりする自分」は嫌いでした。一日の終わりに「今日もめちゃくちゃ働いた!!」と思えることがいちばんの理想だと思っていて、それを目指して試行錯誤を重ねてきました。

いまも、もちろんそれは一つの理想だと思っています。だけどそれに加えて、「一日の作業時間は短かったけど、ちゃんとその日やるべき仕事を終えた」というのもすばらしいことだと思えるようになってきました。作業時間以外の時間で読書や買い物、散歩を楽しめたら、それはそれですごく素敵、って。

ただ、この感覚はどこでまた変わるかわかりません。わたしはもともとどんどん上を目指したいタイプなので、「最高年商を達成したい」「もっともっと仕事をできるようになりたい」という気持ちはやはりどこかにあります。たくさん働いた日の終わりには充実感を感じるし、がんばっている自分はやっぱり好きです。

いちばんいいのは、「めちゃくちゃ働いている自分が好きだけど、そうじゃない日の自分も好き」と思えることなのかもしれません。わたしの問題は自分を責めてしまいやすいことだと思うので🌀自分を責めずに楽しめるようになったらいいなぁと思います。

2 件のコメント

  • 私も、ダラダラしている自分が許せなかったタイプでした。
    でも、せめて休日だけでも、少しゆったりと過ごす時間があってもいいなと感じられるようになりました。
    今はまだ学生なので仕事などはありません。
    ですが、おとなになっても、この記事に書いてあることを参考に
    常に自分が「いいな」と思える生活を目指していきたいです。

    #この記事を読んでいるみなさんへ
    私は、部屋の片付けをしたら少しゆったりと過ごせる時間が増えました!

    追記:ここに書くことではないかもしれませんが、自分のコメント(ニックネーム)を検索できるシステムがほしいです。
       長文失礼しました。

  • 大人になったら時間がなくなると小学生の頃いろんな大人に言われてきましたが、厳密にはやることが多すぎて時間をコントロールするのが難しくなるではないかと今思います
    併せて心にゆとりを持つのが困難になる、要は休むのが下手になる感覚が感受性を乏しくさせているのかもと思ったりして・・・・
    今はテクノロジーが発達しているし、家事代行サービスもあるし、時間を手にいれる方法が充実していますよね。
    その中で物事を手放すのは一番効果があるのではないかと思う三十路前の私☺︎

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